「となりの億万長者」を読んで強く感じたこと 周りに億万長者はいないけど、僕がなりますよ!(1/2)

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シデです。

 

となりの億万長者ってどういうこと?

 

と思って読んでみたら、その理由が納得できました。

 

 

保有資産が1億円を超える億万長者には、

 

 

・いきなり大金を得てそうなってしまった成金と、

 

・自己努力でコツコツと資産を積み重ねて確信的にそうなった

 

2つのタイプがあるそうです。

僕の周りには億万長者ではなく普通の人しかいないと思っていますが、その普通の人が実は後者の億万長者である場合もあるとのこと。

そのような人は普段の生活から質素倹約で、財を成した後も生活レベルを変えずにますます貯蓄に励み、資産運用により複利効果でどんどん億万長者に近づきます。

見た目では億万長者だと分からないのはそのためです。

小汚いおっさんでも、実は持っていることがあるのです。

 

また、億万長者の親の元で育った子供が親の資産を引き継いだ場合に、そのまま億万長者を維持できるかというと、そうでもないそうです。

億万長者の親にも色々あって、

 

子供には金がなくて大変だろうから分け与えよう、

自分が使うお金はもう十分あるし

 

というタイプと

 

子供は子供で頑張ればよい、

俺の金は俺の金、

お前の金はお前の金

 

というタイプがいるそうです。

前者の億万長者を親とする、良く言えば恵まれた、悪く言えば甘やかされて育った子供は、金を使う習慣だけは立派に身に付きます。

このような子供は、

 

金はあればあるだけ使うもの、

ないならもっと稼げばいい、

足りないときはパパンとママンにもらえばいい

 

などといった僕には理解できない感覚を持つようで、貯金の必要性を学ぶ機会が得られず、いつまでも貯金する習慣が身に付けられません。

子供に財産を残すこと、特にちょっとやそっとではお目見えできない額を与えることは、将来的なバッドイベントのフラグを立てる可能性があります。

この本を読んだおかげで、身内に簡単にお金を与えたり、残したりするのは良くない面もあることがわかりました。

そんなものより、真に残し伝えるべきは、

 

金の管理方法、

億万長者になるための思考、生活習慣であり、

 

それさえあればなんとかなるな、と感じています。

 

 

自分について振り返ってみると、

 

僕の親は間違いなく億万長者ではありません。

 

貯金しようと努力してはいましたが、無駄なところにたくさん金をかけ過ぎており、貯金はほとんどできていません。

母は、常に金がない中で、毎日の育児、労働でヘロヘロになりながら、家計をやりくりしていました。

予定支出に対して収入が絶対的に不足していたのが子供の僕でも理解でき、それを補うために子供のお年玉や奨学金、カードローンに手を出し、生活費に回していましたが、それでも足りず、固定電話不通、兄弟たちの給食費滞納などに陥っていました。

奨学金の思い出 360万円の使い道は家族の生活費でした。返済は僕だけど
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母に聞いた家計管理方法として

 

給料が入ったら、口座から全額お金をおろすんだよ。

そうしないと、一気に滞納していた分を持って行かれて、生活できなくなるからね。

 

というものがあり、衝撃を受けたものです。

 

父は、仕事こそ真面目にやっていましたが、それ以外はさっぱりで、家計状況の把握やその改善といった行動は全く取りませんでした。

 

俺は稼いでいるんだぞ、他に何をすることがある

 

といった態度で、帰宅後は毎晩安酒を煽るのみでした。

これで稼ぎが良ければまだマシですが、そうではなかったので、家計は

 

炎上、

炎上、

大炎上で

 

火の車を自転車操業しているようでした。

両親の頭の中では、どのような家族計画が描かれていたのでしょうか。

僕にとって兄弟とともに過ごした時間はとても楽しいものでしたが、それを補えないくらい嫌なことがあったのを忘れられません。

産めや、増やせや、let it beではなく、もっと考えて欲しかったです。

具体的にこの貧困の原因となっていた(いる)のは、

 

収入に対して子供が多すぎること、

住宅ローン、

自動車ローン、

保険料が過大であること

 

だと感じています。

なかでも保険にかけた金は凄まじい額になるでしょう。

子供のために、いざという時のためにという一心で加入したのでしょうが、彼らは真面目を通り越してバカ正直過ぎたようで、保険屋のクソババアの誘導そのままの特約マシマシ保障ダクダクの契約で保険に加入し続けています。

以下は、生保レディに絶大な信頼を寄せる人の記録です。

 

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子供が成人したあとも契約内容を見直すことなく、 一生涯 いや

一生、害のパートナー(第一生命)と歩み続けるようです。

老後貧乏は間違いありません。

死ぬまで、または、ぼけて使いものにならなくなるまで働き続けるしかないでしょう。

 

もっとさかのぼって、彼らの両親、つまり僕のおじいちゃん、おばあちゃんについても考えてみました。

 

僕にとっては、お盆や正月などに遊びに行くといつもお小遣いをくれる神のような優しい人でした。

自分でアルバイトして稼ぐまで、親から小遣いは与えられなかったため、おじいちゃん、おばあちゃんからのお小遣いが唯一の収入となり、その喜びは凄まじいものでした。

その他、学校の通信簿を持って行ってみせると、めちゃくちゃに褒めちぎられて大変気分が良くなったのも強烈に覚えています。

そんな祖父母が自分の子供(僕の両親)に接する態度を思い出してみると、金の援助をすることはなく、家計に対して口出しする様子もなかったように思います。

母側の祖父母は

 

ただただ見守る、

娘が嫁に行った先のことには関与しない

 

という感じ。

一時期は金があったという昔話を聞きましたが、今はボロ小屋でひっそりと余生を過ごしています。

父側の祖父母は自営業で、

 

とにかく一生懸命働きなさい、

それで貧乏なのは仕方ない、

耐え忍ぶのが当たり前、

お金はないから貸せない、

 

という感じ。

今は仕事がなくなり廃業しています。

父側の祖父母は貧乏で相当苦労したようで、昔話を聞かされた時は死んだ方がマシだという内容で衝撃を受けました。

その経験談の最後に聞かされた

 

屋根があって雨風しのげる家があるだけでありがたいと思わないか、

 

というおばあちゃんのセリフを思い出すと、自分の環境がいかに恵まれているかを再確認し、一生懸命生きようという思いが強くなります。

苦労を重ねながらも子供を育て上げ、更には孫への施しも授けるなど素晴らしい功績を残した祖父母は、今でも質素倹約、誠心誠意、正直一番、クソ真面目な生活を送っており、もらえる年金の範囲で貧乏暮らしをするのみという、資産運用とはほど遠い世界の人です。

やはり、億万長者でないのは間違いありません。

僕の両親に金をせびらないのは、当然といえば当然ですが、立派なものです。

もっとも、両親に蓄えがないのを察しているからとも言えますが。

 

 

このような環境から分かるように、

 

祖父母から父母に対する投資教育は皆無であり、また僕の父母から僕への投資教育もありませんでした。

 

当たり前のように祖父母や父母が営んできた彼らなりの「普通の生活」をお手本にして、僕も同じような「普通の生活」を送るものだと思いこんでいました。

投資なんてする余裕もなく、ただただ稼いだ金を消費し、わずかばかりの貯金をしたり、すぐ使い果たしたりする、これが「普通の生活」です。

 

ただ、なんとかこの貧乏連鎖地獄から抜け出したいという思いだけは消えることなく、成長するにつれて強くなっていったのでした。

金がないせいで、ずっと感じてきた

 

無力で、

惨めで、

恥ずかしくて、

辛く悔しい思いを、

 

もう絶対に味わいたくないという一心で、とにもかくにも金がないと始まらないと考え、就職後はモリモリ金を貯めたのでした。

 

長くなっちゃった!(てへぺろ☆)

後半もあるよ。

読んでね!

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