誰しも一度はやったことがあるガチャガチャ。
何が出るかはカプセルを開けるまで分からないドキドキワクワク感がたまらないですよね。
あれには夢が詰まっています。
そんなガチャガチャを好きなだけ回すことが出来たら、それこそ夢のようですよね。
この記事ではバンダイの「ガシャポンマシン」の画像と共にその使用感を解説します。
「ガシャポンマシン」は現在、非常に高価になっています。
後発品の「ガシャポンマシンプラス」が発売され、生産が終了したためです。
「ガシャポンマシンプラス」のレビュー記事ではありませんが、類似の部分が非常に多いため、気になっている方は、ぜひこの記事をご覧ください。
ガチャガチャの思い出と強烈なガチャ欲求
子供時代にガチャガチャをやってやって、やりまくりたいと何度も何度も思った僕ですが、小遣いがなかった、っていうかお年玉など自分の財布の中のお金も生活費として親に盗まれる極貧家庭であったため、それは叶いませんでした。
子供時代の抑えきれない欲求は、空のカプセルや、同封されている小さな説明書やパンフレットがゴミとして落ちているものを拾って持ち帰ることで何とか満たしたものです。
持ち帰った説明書を何度も熟読し、「自分がガチャしたら絶対にこれを当てられる!」などと妄想したことを昨日のことのように思い出します。
この欲求は日増しに強くなり
「ガチャガチャに飢えてやがるっ・・・!」
「本当にやりかねない・・・ガチャ1回のために・・・共同財布から百円くすねることだって・・・」
など、何だか変な心の声も聞こえてきました。
取り返しのつかないことになる前に、何とかするための手を打ちました。
家庭用ガチャガチャ本体を買って好きなだけガチャガチャしよう
ガチャガチャの欲求はガチャガチャでしか満たせません。
そこで以下のガチャガチャ本体と中身のカプセルを購入しました。
ガチャガチャ本体は、それこそゲームセンターや電器屋で扱っている本物の本体も売っていますが、数万円とかなり高く、お小遣いが〇万円の僕はビビってしまいます。
検索すると比較的安いガチャガチャ本体はいくつか引っ掛かりますが、なるべく本物を再現したデザインに憧れてしまいます。
これがバンダイの「ガシャポンマシン」購入を決めた一番の理由です。
「ガシャポンマシン」 はゲームセンターなどでよく見かける「カプセルステーション」の1/2サイズだそうです。
あと「ガチャガチャ」ではなく、公式では「ガシャポン」と呼んでいるようです。
ガシャポンマシンの仕様
リアルなお金を入れて動作する本格的なものです。
本物のガチャガチャは100円、または200円、300円などで動作しますが、このガシャポンマシンは1円、5円、10円、50円、100円のどの硬貨でも動作します。
ただし一度に入れられる硬貨は一枚だけです。
本体と空カプセルのセット販売であり、空カプセルは赤いものが6つ付属しています。
ガシャポンマシン本体自体が小さいので、中に補充出来るカプセルのサイズには制限があります。
直径5cm程度が限界です。
それ以上大きいカプセルは、ものによっては補充は出来ますがガチャっても内部の排出口に引っかかり出てきません。
使用可能な大きさをイメージしやすくするために、付属の赤カプセルとくら寿司のビックラポンと仕事猫のガチャカプセルを並べました。

ガシャポンマシンでは、仕事猫カプセルは大き過ぎて補充も出来ませんでした。

ガチャガチャ本体レビュー(見た目、ハンドルの感触、音、再現性)
見た目
カプセルステーションを再現した形状で、パッと見だけでなく近くで見ても何の違和感も覚えません。


まさにガチャガチャ本体です。
ただし、硬貨投入後にガチャるのをやめようと思った時に使用する硬貨返却ボタンは「張りぼて」となっています。

硬貨を入れた時点で既に運命のサイは投げられていますので、ここは気にする必要はないと感じました。
先に紹介したように、使用できる硬貨はいろいろあるため、料金を示すタグも複数ついています。

これは状況に応じて入れ替えることが出来ます。
100円は標準タグとして本体にシール貼り付けしてあります。
カプセル補充のためには、上部のふたを開けることになります。
こちらは鍵がかかる構造ではなく、ふたとして上に乗っているだけです。

鍵がかかっていないことを悟られないようにする必要があります。
最悪、ふたを開けて直接カプセルを取り出そうとする者が出てきます。
一番気になるかもしれないお金の回収ポケットも鍵がかかっていません。

引き出し式でいつでも投入された硬貨が取り出せます。
なんならポケットを外しておいて、硬貨投入→ガチャ→硬貨回収→硬貨投入→・・・の無限ガチャをすることも出来ます。
こちらも決して悟られてはいけません。
ガチャガチャのハンドルの感触
硬貨を投入後、ハンドルを回すのですが、ミニサイズだからと言って感触が軽すぎるということもなく、本物の様なしっかりとした回し心地です。
逆に言うと、小さい子供ではきつすぎて回すことが困難な場合もあるでしょう。
ガチャガチャのハンドルの音
これがお気に入りの最大ポイントです。
ハンドルを回すとともに、あの「ゴリゴリッ」とか「ガチャガチャッ」という感じの、まさにガチャガチャの音がします。
上記のハンドルの手ごたえと相まって、この音がカプセルが出てくるまでの興奮感を演出してくれます。
総合評価
総合的に大変満足しています。
ガシャポンマシンが届いた瞬間から、文字どおり好きなだけガチャガチャしました。
子供の頃のあの欲求が多少はやわらぎ、スッキリした感じです。
家庭用ガチャガチャ本体の超有効活用術
目の前にガチャガチャがあるならば、使い倒そうとあれこれ考えるものです。
おすすめの使用方法を紹介します。
子供と一緒にガチャガチャで遊ぼう
大の大人である僕が楽しいのですから、子供も楽しいと感じる可能性は高いでしょう。
手持ち実績データとして、3歳から小5までの検体(n = 4)で試験したところ、その全てが有意な反応を示しました。(すなわち、甥っ子や姪っ子にも遊ばせたところ、非常に好評でした。)
カプセルは別途準備した1個当たり40円の安価なものでしたが、家庭で、しかも好きなだけガチャガチャ出来るとなれば、子供はこの魅力に抗うことは困難なようでした。
僕も手に入れてから数十回ガチャガチャしまくって落ち着くまでは、やめるのが困難だったし。
とにかくガチャガチャとはそれだけで人をトリコにする力があることが証明されました。
次に、この魅力的なマシンに更に悪魔的発想を取り込んだガチャガチャの発展系を紹介します。
ガチャガチャの沼に子供をハメて、お小遣いを巻き上げよう
単純にガチャガチャすることに加えて、そのカプセルの中身に更にギャンブル要素を仕組むことを考えました。
カイジのパチンコ「沼」の三段クルーンを参考にしました。
例えば
①お小遣いと称して1000円渡す。
②ガシャポンマシンを場に出す。子供の目はキラキラと輝きだす!
③その場で両替屋に変身。1000円を100円玉10枚に両替してあげる。安く提供しない!
④100円でガチャガチャ開始。(100円玉回収)
⑤カプセルに通常のおもちゃの他、 番号や文字などを記載した紙を仕込んでおく。
⑥紙を引き当てた場合、次のゲームとして「当てくじ」などの抽選に進ませる。
⑦100円玉が尽きた場合、料金タグを安いものに変更する。または、もう一度お小遣いと称して④で回収した100円玉を回収ポケットからこっそり取り出して、再度小遣いとして与える。
このようにすると、あっという間にガチャガチャの沼にハマり、手元の現金を消費していきます。
当初、③の時点で昔の僕のように「現金は滅多に手に入らないから貯金する」とか真面目なことを言って乗ってこないかと危惧していましたが、目の前にガシャポンマシンがある状況でお小遣いが手元にあるとなれば自然と行動は定まってくるようで、杞憂に終わりました。
⑦の100円玉がなくなった時点で自らのお財布から小銭(きちんと100円)を捻出する強者もおりました。(使いたい時が使い時(コラ、貯めろ))
当てくじの商品を更に次のギャンブル要素に発展させるなどすれば、いくらでも拡張することが出来ます。
3段クルーンもビックリの現金回収率を実現できます。
誰かがこんな事を言っていたのを思い出しました。
「公平である必要はないが・・・・・・・・少なくとも・・・・・・・・・・公平感は客に与えねばならんのだ・・・・・・! 」
お小遣いをあげた先から巻き上げるのは忍びない、ちょっとお小遣いとして現金もあげたいということであれば、ガシャポンマシンに付属する赤いカプセルを「シークレット」とか「スペシャル」とか呼んで、中に千円札とか500円玉を仕込む大サービスも可能です。
赤いカプセルは後半にならないと出てこないように、カプセルを充填する際は上の方に配置することも忘れずに。
ガチャガチャ本体導入のためのコストと空カプセルの再利用のすすめ
ガシャポンマシンが6000円くらい、カプセルはピンキリですが50個2000円とすると、合計8000円で 極上のエンターテインメントを子供に提供できます。
ここまでの仕込みの全ては、子供の驚きと笑顔を見るためですので安いものでしょう。
あと、空のカプセルも買うと高いので、利用者様が不要なようであれば回収すると次回が捗ります。
なんなら中身は何でもよいのです。
家中のいらない小物や、外れと称して輪ゴムやボタンを仕込むのもありかと。
以上、小さいお子さんには特におすすめ出来る、ガシャポンマシンの紹介でした。
ふう、次回のガチャガチャ祭りに向けて、甥っ子、姪っ子のための仕込みで忙しいのう。
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