慢性精巣上体炎って知っていますか?
この病気にかかり、1年以上の長期に渡って鈍痛に苦しみ、通院、治療に励んだ体験談をここに記します。
ブログ主のシデと申します。
慢性精巣上体炎の症状は精巣付近のにぶい痛み
精巣、つまり金たm、いや、もっと可愛らしい表現がいいな。
タマタマか、
マタンキか、
タマーキン、
う~ん、いまいちしっくり来ないな。
そうだ、タマリンにしよう。
タマリン、タマリン、かわいいなこの名前。
めいちゃんの台詞
ト~トロ みたいに声に出してみたらより愛着がわきますね。
タ~マリン (はーと
さあ適切な表現が決まったところで、慢性精巣上体炎の話に戻ります。
これは、タマリン付近に鈍痛が生じる悪夢のような症状を引き起こします。
そして治療には長期間(数ヶ月ではなく数年単位)を要するそうです。
慢性精巣上体炎の具体的な症状
僕の場合は、1年半以上前から症状が出始めました。
最初はふとタマリンに違和感を覚えることがあったのが始まりです。
常にというわけではありませんが、あれ?なんかいつもと違う、という程度の痛みとも言えないなんだかモヤっとした感じでした。
気にせずにいるとそのうち忘れてしまうくらいの感覚であり、いつの間にか症状が気にならなくなります。
そしてその症状は必ず右側、つまりライトタマリンだけに出るのでした。
そのうちモヤっとした感じはだんだん強くなり、なんというのかタマリンを握るまではいかないものの、軽くholdされているような不快感を覚える嫌な鈍い痛みに変わりました。
例によって常時この痛みを感じる訳ではありません。
ふとタマリンが疼くというか、気になり、そしてその感覚が消えることを繰り返していました。
そのまま数ヶ月が経過しても、症状は軽減されませんでした。
鈍痛の感覚は長くなり、痛いまでいかないもののかなり気になるようになりました。
特にこの頃は、タマリンの内部でタマリンの核につながる管というかラインの付け根付近のモヤモヤ、鈍痛が気になっていました。
その間、ジャストミートやセルフジャストミートは可能であるものの、タマリンが気になって少しジャストミート自体がためらわれるようになっていました。
ジャストミートについては先輩ブロガーによる秀逸な記事にまとめられていますので、是非ご覧ください。
と思ったら、現在、公開停止中のようです。
復活次第、リンクを貼りつけさせていただきます。
タマリンラインの鈍痛長期化は、もしかしてラインがふん詰まっているんじゃないか、という疑念を抱かせ、このままジャストミートし続けたら、タマリンからのタマが放出されずラインが詰まって破裂してしまうんじゃないかという妄想に昇華し、ますます僕のジャストミート頻度を低下させていきました。
これはまずいと感じ、ここでやっと泌尿器科受診を決断したのです。
泌尿器科での慢性精巣上体炎治療の体験談
泌尿器科では、尿検査、問診、触診、投薬といった処置を受けました。
結論から言うと、全部で5回くらい通院し、泌尿器科の先生は最高にいい人でありその神対応に大満足であるものの、僕の症状は完治していません。
尿検査
泌尿器科で順番待ちをしていると、受診する方のほとんどは尿検査を指示されているようでした。
僕も毎回尿採取を指示され、トイレでコップに尿サンプルを採って提出していました。
泌尿器科の先生は、その尿検査の結果を見ていつもこう言ってくださいました。
「pH、比重、にごりも問題なし。パーフェクトなおしっこです!」
とにかく尿自体には問題はないことが明確に分かり安心しました。
毎回パーフェクトと言ってもらえるので嬉しい反面、他のダメな方のパターンも聞いてみたかったのですがそれはかないませんでした。
そして、泌尿器科に行く前にはおしっこをしては行けません。
病院にはおしっこが出ないといってずっと尿待ちをしているご老人もいらっしゃり、その待ち時間が人類に与える損失は計り知れません。
問診
僕から自覚症状としてタマリンラインの鈍痛が長期化していることを訴えたところ、恐らく慢性精巣上体炎であろうという診断でした。
僕の懸念していたラインの閉塞、タマリン機能停止という最悪ケースとは異なることが分かりほっとしました。
このケースは、ラインが捻転した場合に起こるものであり、数時間のうちに処置しなければ手遅れになることがあるそうで、僕のように数ヶ月も症状が続くのは別物と教えていただきました。
慢性精巣上体炎の原因としては、ストレス、長時間座る行為などが挙げられるそうです。
仕事中ほとんどの間は座ってのパソコン操作であり、立ち歩くのはトイレか打ち合わせ場所に移動する程度しかなく、サボって散歩するとかタバコを吸うとかもないクソ真面目社員の僕は、まさにこの原因に当てはまるのでした。
クソ真面目っぷりについては、サンシャイン社畜の記事でも紹介しておりますので、併せてごらんください。
仕事中のストレス解消方法としては、
・宝くじシミュレータを稼動してニヤニヤする、
・トイレに行って無駄にウォシュレットを浴びて眠気を覚ますなど、
やはり座ったままです。
そしてこれらの行為はあまりストレス解消になりません。
なるべくして慢性精巣上体炎になったのでしょう。
ストレスを抱えないようにする他、座ってばっかりいないで1時間か30分に1回は立って歩くように指導されました。
その他、愛用している空調ざぶとんで常時タマリンが冷やされていることが原因かと問うてみましたが、関係ないだろう、と言っていただきました。
安心して空調ざぶとんが使えます。
その他、治療中のジャストミートは控えるべきかという質問もしてみましたが、特に制限はないとのことでした。
触診
症状確定のために、様々な検査も受けました。
例えば、
・目視による検査(ライト、レフトのタマリンで大きさに差がないか)
・エコー?による血流検査
・前立腺の腫れの有無検査
エコー?による検査では、タマリンに透明なジェルを塗られた後、店のレジのバーコード読み取りのような端末でタマリン表面をなぞられました。
モニターには、タマリン内部の血流がある証拠として血管と思しきラインが赤とか青に変化して映し出されていました。
検査後、ジェルはティッシュで優しく吹いていただきました。
もっとも思い出深いのは、前立腺の検査です。
ベッドに仰向け、ひざを抱えた状態で上を向いた状態となり、
「はい、では口を開けてポカーンとして力を抜いてくださーい」
の指示に従い脱力していると、アナリンに
ズヌムッ!
と先生の神の指が導きいれられたのです。
ほんの数秒の出来事に僕は
アッーーーー!!
とは言いませんでしたが、これが・・・そういう・・・事か・・・と思ったのでした。
この検査の結果も異常なしでした。
投薬
最初は菌による症状の可能性を消すために、細菌の感染を抑える薬を処方されました。
その後、その筋の可能性はないと判断され、漢方系の弱い薬を勧めていただき、様子を見ることとなりました。
お薬手帳の記録によると、薬の効能は前立腺の炎症を抑える、尿を出しやすくするとありました。
結局、半年くらい薬を飲み続けました。
薬により劇的な変化は感じられず、時間経過により徐々に徐々に症状が治まっているのは感じましたが、それが薬の効果なのかストレス強度の変化によるものなのかよく分かりませんでした。
鈍痛が出たり消えたりを繰り返し、鈍痛の感覚がだんだん短くなり、ついにはほとんど気にならなくなったのです。
当初の先生からの説明にもありましたが、そもそもストレスや長時間の座り姿勢が原因であるこの慢性精巣上体炎は、薬で何とかしても原因が取り除かれない限りは再発するようです。
他の患者さんの例として、以下のお話も聞かせていただきました。
・50代おじさん
通院していたがやがて来なくなった。しばらくしてやっぱり気になってどうしようもないからまた通院してきた。
・高校生
座っていられないくらい痛い。
受験間近であり立ったまま受験することも考え、診断書作成を要求。
立ち受験をし、無事合格。
このように人により症状に差があるようです。
慢性精巣上体炎は完治せず。でも通院終了
僕の場合、完治はしていないもののかなり症状が軽くなったため通院をやめた次第です。
仕事のストレスが少ない時期や、まとまった休みを取れてストレスから解放されたり、座りっぱなしから解放された時は痛みをほとんど感じません。
でも、たまーにシクシクと鈍痛が訪れているような気がしなくもありません。
ストレスを感じているのでしょうか。
Do relax!
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