シデです。
一攫千金を夢見て宝くじを買う方が多くいらっしゃいます。
一度きりの宝くじ購入経験
僕も一度だけ、どんなもんかと10000円分買ってみたことがあります。
1枚300円で33枚です。
売り場のおばちゃんに、
連番ですか、バラですか。
と聞かれ、
連番で!
と答えると、売り場のおばちゃんは
前後賞があるからやっぱり連番ですよね!
とニコニコしながら言っていました。
本当は連番が何かよく分からなかったので、とっさに連番でいいと言ったに過ぎないのですが。
とにかく紙切れ33枚を、僕が一日働いて稼ぐ位のお金を出して手に入れたのでした。
宝くじの結果から考える夢の価値
それから数日後、当選番号が発表されました。
ドキがムネムネしながら番号を確認した結果、なんと
10000円が当たっていました。
ビックリしました。
その他にも300円が当選し、初めての宝くじの収支はプラス300円でした。
宝くじの感想
この結果を受けて、
宝くじって結構いいじゃん!
次こそは当ててやるぜ!
と息巻いたかというと、そんなことは全くありませんでした。
10000円も出したのに、たった300円しか儲からない!
なんだこの糞くじッ!
いったいどういう確率になっているんだ!
と調べだしたのです。
すると、期待リターンは1/3程度であることが分かり、10000円買って、戻りが300円もプラスになるのは上出来であることが分かりました。
残りの返ってこない分は、公共事業やら何やらで皆の役に立つことに消えていくようです。
これではまるで追加納税です。
愚か者の税金と言う言葉もあり、素晴らしい例えだと感心したものです。
更には宝くじシミュレーターなるものまであり、気の済むまで宝くじを買い続けることも出来ます。
宝くじ中毒の人は、これで離脱症状を緩和すればよいのではないでしょうか。
僕も仕事中に、パソコン作業の裏でシミュレーターを起動し、理論期待値に収斂(しゅうれん)していく様子を眺めております。
何億円買っても、一等は当たりません。
運が悪いのか、いやこんなところで運を使ってしまってはもったいないので、当たらなくて逆に良かったと思わなければなりません。
今後は宝くじを買うことはないでしょう。
買うとしても1枚だけとし、雷が直撃するのを待つかのごとく、全く期待しないで当選日を待つのです。
1枚でも10枚でも10000枚でも当たらない事には変わりないので、当選までのドキドキを300円で味わうアトラクションだと思うのです。
そして万が一、億が一、兆が一でも一等が当選したら、
全額インデックスファンド買い付けに使用します。
ニヒヒ
コメント