我が家では非常食としてオートミールを備蓄しています。
元々はパックご飯を備蓄していましたが、検討してみたら、オートミールの方がコスパが良かったのです。
その検討過程と結論をここに示します。
パックご飯のコスパを比較
パックご飯を備蓄していた時は、ときどき思い出した時に備蓄したパックご飯の賞味期限を確認し、期限切れとなっていたら買い替えていました。
期限切れのパックご飯は、もちろん捨てることなく、スタッフ(シデとセルリアン)が美味しくいただいていました。
買い替えの際は、LOHACOなどで重量単価が最も安い物を買っていましたが、ここでふと、更に安く済ませる方法がないかと貧乏根性がムクムクと湧いてきたのがきっかけで、まずはパックご飯のコスパを確認することにしたのです。
LOHACOやamazonなどで目についたパックご飯の情報を下表に整理し、比較しました。
ご飯茶碗一杯あたりの重量を150gとし、茶碗一杯のご飯を1日備蓄するのに要する費用を比較対象としました。
表の一番右側(⑧)がそれに相当します。
この数値が低いほどコスパが良いと判断しました。
パックご飯のコスパを決定する要因は保存期間
パックご飯の保存期間は製造後10ヶ月
パックご飯の代表と言えば「サトウのごはん」ですが、1gあたりの重量単価(表の⑤に相当)では最安となりませんでした。
1gあたりの重量単価で最安なのは以下の商品です。
パックごはん36食【LOHACO限定】山形のうまみしっかりごはん 200g×3食パック 12袋(計36食) 米加工品シデ家ではこちらの商品を購入しておりました。
ちょうど期限切れになった時には、ご飯を炊かないでパックご飯を消費しました。
食べながらふと思ったのは「この前買ったばかりなのに、もう期限切れか。結構保存期間短いな」ということです。
実はこの気付きこそがこの比較検討をしようと思ったきっかけなのです。
パックご飯の商品説明を確認すると、製造から10ヶ月の保存が可能という記述が見つかります。
しかしながら、LOHACOなどの販売サイトでは「保存期間100日以上のものをお届けします」などの注意書きがあり、必ずしも10ヶ月保存可能な商品が届くとは限らないのです。
これには驚きました。
上の表は販売店の保証保存期間である100日などをベースに作成しています。
どうしてもパックご飯本来の保存期間を満足する商品が欲しいなら、スーパーに行って陳列棚の後ろに隠れているであろう比較的新しいご飯を引っ張り出すことになるでしょう。
5年間という長期保存可能なアルファ米
買っても3ヶ月で期限が切れてしまうパックご飯の他に、長期保存可能なものも比較表に載せています。
アルファ米とか書いてある商品で、表の下部4行に相当します。
g単価は高いものの、茶碗一杯のご飯を1日備蓄するのに要する費用はパックご飯よりも低くコスパが良いです。
買って届いてみないと、実際に保存期間がどれくらい残っているのか不明なのはパックご飯と同様ですが、長期保存目的の商品であるため、保存期間が極端に短い場合は販売店にクレームして返品する手もあります。
買うなら長期保存出来るやつの方がコスパが良い、と結論付けようと思ったのですが少し気になる点が・・・・
パックご飯に不満あり!そもそも非常食の備蓄は必要なのか
非常食を備えること、ありきでものを考えていましたが、この考え方では保存期限が来るたびに必ず買い替えコストが発生します。
また、普段食べ慣れていないパックご飯を消費している時に、以下の不満を感じました。
・なんか変なにおいがする。味もあんまりない。
・白米100%??普段は玄米100%食べてるからだろうが、白米はかなり柔らかく感じる。噛まなくても飲み込める感じがして食べ応えがない。
・白米って血糖値爆上げするんでしょ?これが嫌だから普段は玄米にしてるのに、保存期限が来る度に無理やり食べるのは辛いお。
そもそも普段食べているものの在庫が十分に備えてあれば、別口で非常食を準備する必要はありません。
そう考えると、非常食としてのコストをゼロに出来る可能性があります!
オートミールなど常備、常食しているものをちょっと多めに買って非常食代わりにしよう
我が家では常備、常食するために比較的大量に購入しているものとして、以下が挙げられます。
・オートミール
・GOLD STANDARDのプロテイン
オートミール、プロテインは毎日の朝食時にプレーンヨーグルトと共に食べています。
食物繊維、タンパク質を補えますし、プロテインの甘みでヨーグルトは十分に甘くなり、オートミールのモニョモニョした食感は癖になるほどで、これだけでも朝食として高い満足感を与えてくれます。
・蒙古タンメン中本のカップ麺
中本のカップ麺はご飯を作るのが面倒なときに重宝します。
嫁さんは辛味オイルを使用しないため、僕が2袋利用します。
滝のような汗を流しながら食べて、次の日はお約束のケツからメラゾーマです。
・ミックスナッツ
ミックスナッツはおやつの他、口寂しくなったとき、何か食べたくなったときなど、とにかくいつも食べています。
・鯖の缶詰め
これら全ての平均的な在庫の合計を考慮すると、別に非常食はなくても大丈夫なような気がしてきました。
具体的には
・オートミールは1食100gとすれば、2kg在庫があれば20食分
・ミックスナッツはおやつ的に1回30gとすれば、400g在庫があれば13回分
・中本は1日1食1カップ!食べすぎ注意だが、ないと不安に!在庫は切らしてはいけない
水やカセットコンロは準備してあるので、いざとなったら水をぶっかけただけのオートミールがゆを主食とすればよいし、お湯を沸かせば中本も食べられます。
上記の量の在庫を下回らないようにローリングストックの要領で継続購入しておくことで、いざという時でも夫婦2人で3日くらいはもつでしょう。
一番回転が遅くなりそうなオートミールの賞味期限が気になりましたが、調べてみると1年以上の期間があり、保存スペースもそれほど取らないため現実的であると考えています。
非常食としてパックご飯はもう買いません。オートミールと共に生きる!
一生懸命ご飯の計算をしましたが、結論として今後はご飯は買わないことに決めました。
その代わりに、有事の際にオートミール縛りの食事になった時のためにも、味の変化をつけられるようにふりかけの備蓄、バリエーションを増やそうと考えています。
カロリーの面から非常食の適正量を把握したい場合、マクロ管理法による必要な栄養素量の計算と食事例を紹介!が参考になるかも。
合わせて読んでみてちょ。
作者プロフィールもご覧いただくと、どんな奴が書いているか分かりますよ。
記事一覧も是非!我々夫婦の執念がこもった記事が盛りだくさんです。
コメント