年末年始の超重要イベントと言えば、何を思い浮かべますか?
そう!もちろんローソンストア100で、この時期だけの限定おせちをゲットすることですね。
それ以外を思い浮かべた方は、今すぐにローソンストア100に行ってください。
毎年この時期になると、おせちを以下に安く準備するかに命を懸けた猛者たちが己の死力を尽くしてローソンストア100に押し寄せることが知られています。
想像を絶する混雑で死者が出てもおかしくない状況のため、入店前には「死んでも後悔しない旨の誓約書」にサインをするために、猛者たちの長い行列が出来ることもしばしば・・・
そんなローソンストア100に、今年で3年連続突入し、奇跡的に生還することが出来ましたのでその様子を報告します。
2019年の様子はローソンストア100の100円おせちを一気買い!4段重おせち料理を3348円でゲット!の記事をご覧ください。
2020年の様子はローソンストア100の100円おせちを2020年も爆買い!の記事をご覧ください。
ローソンストア100の100円おせちを利用するための下準備
もはや毎年恒例と言ってもいいほどになったと勝手に思っている100円おせちですが、今年は去年のラインアップから種類が増えて全40種類とのこと。
事前調べでは、店によっては全てのおせちを扱うとは限らないようで、万が一、一つの店だけで全種類をゲット出来なかった時のために、複数のローソンストア100で販売前の店の様子を確認していました。
販売開始日の12月25日は各店共通ですが、店によっては販売開始の店頭用広告に〇〇時から開始、と言う記述がありました。
この時間を記載しているか、いないかで、店側の本気度がうかがえるのです。
店に入るでもなく、店頭の広告をガン見し、時間の部分にいつ書き込まれるのかをずっと確認していました。
ま、僕が確認した店では時刻の部分は全部空欄のままでしたが。
そんな確認を、販売日のひと月前から通勤のついでに行うことで、100円おせちへの感度を限界まで研ぎ澄ませていたのでした。
本番のおせち購入の様子
販売日の当日となり、結局何時から販売が開始されるのか分からないままでしたので、最悪おせちがまだ販売されていないケースを想定して、一時避難先として近くのスーパーマーケットに逃げ込むことを考えました。
すなわち、スーパーマーケットの開店時間である10時にローソンストア100に到着するように段取りし、そのとおり実行したのです。
その結果、最寄りのローソンストア100の前には誓約書サイン待ちの行列も、中から怒号が聞こえてくる様子もなく、通常営業の様子でした。
チラリと中を見ると、既に陳列も完了済みの状況で、かつ僕以外の熱狂的なおせち野郎は一人もいませんでした。
何たる幸運!
僕は意気揚々とカゴを手に取るとともに、入店と共に目に入ったおせちの広告を握りしめて、おせちコーナーに力強く進んでいったのです。
おせちコーナーは、恐らく手付かずの状態で、陳列された商品はまだ凍結したままのものもあり、いかにも品出ししてからまだ時間が経っていませんよ、という感じでした。
そんなおせちを、気の赴くままにひたすらカゴに入れ込むという至福の作業に何の障害もなく取り掛かることが出来て、僕は一瞬トリップしてしまいそうでした。
なんか隣に一人おばあさんがいたような気もしますが、おせちがたたえる後光が目をくらませ、そしておせちが放つ感じてはいけない何某かが肺に入ってトリップしていたのでほとんど気になりませんでした。
なかなか動かないおばあさんに焦れて、おばあさんの脇から手を突っ込むなど、あまりにも夢中でおせちを無作為にカゴに放り込んだために、どのおせちを取ったのか取っていないのかも分からなくなっていたのに気付いたのは、カゴがかなり重くなってからです。
ふと我に返り、手の中でクシャクシャになったおせち広告を開いてカゴの中のおせちとの照合を試みました。
しかしながら、カゴの中は当たり前ですが似たようなパッケージのおせちであふれかえっており、パッケージを開けて一舐めする以外の方法では判別は困難です。
よって僕は第二のカゴを携え、おせちコーナーからやや離れた場所でおせち鑑定作業に入りました。
左のカゴから右のカゴに、おせちを移して、未ゲットのおせちをあぶり出す作業です。
まるでその様子は、ハンターハンターに登場するコルトピが【神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)】を発動している様子に酷似していたことでしょう。
おせちは皆似たような外観であり、右にあるのも左にあるのもおせちで、どちらが念でコピーしたものかはもう分からなくなっていました。
一体自分は何をやっているんだろう、そう思ったら負けです。
食べたいおせちを選んで、好きなものだけ買えば良いという当たり前の発想は、おせち猛者にはありません。
とにかく
ローソンストア100が公式に発売している全てのおせちを買うまで、
僕は!
買うのを!
やめない!
という状態なのです。
全てのおせちをカゴにゲットしたことを確認し安心すると、今回のおせちの超難関ポイントが分かってきました。
なんと伊達巻の種類が増えていたのです。
去年もあったノルマル伊達巻に加え、「栗風味伊達巻」なるものがラインアップに追加されていました。
これに気付くのにかなり時間を要しました。
見た目はほとんど同じで、陳列も隣り合っており、栗風味を取ったかと思ったらノルマルだったというミスは容易に起きることでしょう。
ノルマル伊達巻を選んだつもりがイソ伊達巻だったとか、オルト伊達巻、メタ伊達巻、パラ伊達巻を見分けるという単純なレベルではなく、キラル伊達巻、アキラル伊達巻くらいに分離が困難な事象です。
もっとパッケージを大きく変化させるとか、伊達巻に青い着色料を使うとかして見分けやすくしないと、正月早々、伊達巻で混乱して死ぬところでした。
困難はおせちの収集だけではなく、レジでも待ち受けていました。
一部のおせちはその形状から真空パック時に不定形となり、運悪くバーコード部分がぐちゃぐちゃになって読み取れないものがありました。
魚卵のうま煮とか、棒鱈甘露煮とかの塊上のものが特に顕著でした。
店員さんが一生懸命にバーコード部分を伸ばすのですが、あまりにもそれが繰り返されると時間の浪費になるため、バーコードを伸ばすのは諦めて、レジを手打ちしていました。
その際、ヤサイ108エンと表示されて、おせちとしてカウントされなかったことを僕は忘れられません。
様々な障害がありましたが、この一店舗だけで全40種類のおせちをゲットすることが出来ました。
40種類の総額は、108円 x 40 = 4320円でした。
以下、購入してきたおせちと、店にあったパンフレットです。
100円おせちの評価
まだ食べていませんが、毎年大満足しているので今年も食べる前から大満足です。
今年の目玉のアワビとか、聞いたことのないチョロギとかも楽しみです。
お気に入りは
・濃い味付けの珍味系
・ぷりぷり食感のカマボコ
・ザクザク食感の千枚漬け、なます漬け
です。
あとチョロギって植物なんですって。
知らなかった―。
さて、夫婦で一緒に重箱に詰めるという楽しいプロセスが待っています。
それでは良いお年を!
以前にもこういう記事を書いています。
以下もどうぞ!
2019年の様子はローソンストア100の100円おせちを一気買い!4段重おせち料理を3348円でゲット!の記事をご覧ください。
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