シデです。
自分の資産形成に対する方針がほぼ決まり、後は意志を強く持ってそのとおりに行動するのみとなりました。
これまでの自分の稼ぎや投資の実績から、何となく資産形成の速度も分かってきて、後はいつか来る暴落時に備えて精神統一(もしその時に無リスク資産が十分な割合であれば、狂喜乱舞しながら値下がりしたものを買いまくる心の準備)をしています。
その他、懸念としては、
①突発的な病気、ケガ、会社が潰れるなどによる稼げなくなるリスク
②隕石やヘリコプターが突然家に落下したり、地震や火事で持ち家が消失するリスク
③親や兄弟から金を貸せとせびられるリスク
などを考えています。
訳が分からないけれど起こるかもしれないことに対する対策
突発的な病気、ケガ、会社が潰れるなどによる稼げなくなるリスクに対する対策
生活費2年分の無リスク資産によりなんとかなる、いやなんとかすることにします。
隕石やヘリコプターが突然家に落下したり、地震や火事で持ち家が消失するリスクに対する対策
持ち家消失リスクを把握した上で家を買ったことになっているので、ある程度観念しています。
もしもの時はぐっとお腹に力を入れて、ローン控除期間の続く限りは一括返済せずに家賃の安いボロアパートに住みながら、ローンと家賃の両方を払おうと思います。
もう一度家を建て直すとか、買うという元気は湧いてこないでしょう。
このリスクをおっ被りたくなかったら、さっさと家を売っ払って、賃貸マンション、アパート、借家などに引越し、家を売って得た少々の金をニヤニヤ眺めながら、引き続きシコシコ貯金に励むという手があります。
でもでも、今のところ、住めば都で不満がないし、家を売っ払う覚悟は出来ていません。
親や兄弟から金を貸せとせびられるリスクに対する対策
親の過去の行動パターンから推測すると最も発生確率が高い事象です。
ねんきん定期便の年金支給額を見て、
「これっぽっちじゃあ暮らしていけないよ。」
と発言した親に対して、
「じゃあ、死ぬまで働かないとダメだね。」
と返事をしたことがあります。
これまで一生懸命働いて、一生懸命子育てをして僕や兄弟たちを成人まで育てあげてくれた親ですが、一生懸命に老後を考えてはいなかったようです。
僕の親が億万長者であるかどうか考察した時の記事は以下をご覧ください。
一度、親と退職金について話をしたことがあります
親の使っている銀行から退職金の優遇金利キャンペーンのお知らせが来ているのを見かけたことから、これまで得たにわか知識を活かし少しアドバイスをしたいと思ったのです。
そこで、
・まとまった金が急に手に入ると、投資に手を出し始める人がいるらしい。
・やったことがない投資をいきなりやろうとすると、どうしたらいいか分からないだろう。
・そこに銀行や証券会社の人間が近寄って来て、初心者にオススメの商品はこちらですよ、などと優しく言って売付けてくることがある。
・が、そんなものはまず間違いなく手数料マシマシ、ノルマ未達成につき販売強化キャンペーン中の向こうが売りたいだけのどうしようもない商品であるので、決して買うことがないように気をつけて欲しい。
・もし投資がしたいのならば、シデもやっているインデックス投資がオススメである。
・中身は株であり暴落の可能性があるが、非常に多くの会社に分散投資することで価値が消失することを回避し、世界経済の成長を捉え、その恩恵に預かる方法である。
・大きくは儲けられないが長期的にはプラスになる可能性がまあまあ高い。
・将来の物価上昇リスクに備えるためにも、預金だけでなく一部をこういった投資に回してもいいと思う。
・あなたの大好きな保険屋だって、集めた保険料から保険金を払うとともに運用することで儲けを出している。
・ただただ現金を持っているだけではダメだよ。
・投資する時は、如何に運用にかかるコストを減らすかが重要。
・もし興味が湧いてきたら、その時は是非相談してね。日本最安のコストで投資が出来るようにアドバイスするよ。
・もちろん無料でね。
ということを熱く伝えたのです。
ふん、ふん、なるほど、と聞いてくれたものの
「そうか、そうか、シデは投資家になったのかー。へー。」
と言って、自分には関係ないことと解釈したのか、すぐに興味を失ったようでした。
予想通りの反応でしたが、【ダメだこりゃ】という言葉はこういうときに使うのだと痛感しました。
【ダメだこりゃ】の他の例は、以下の記事でも触れております。
本当に【ダメだこりゃ】です。
毎晩の晩酌は欠かさないのに、日々の生活費の見直し、絶え間ない節約を試みることはなく、お人好しの息子からの助言は面倒臭がってことごとく無視し、今を生きることで精一杯だと思い込むことで何も考えず、流れ、流されるままに生きるのはとても楽ちんでしょう。
これは家庭の状況により人それぞれかもしれませんが、親は祖父母に対して何の援助もしていません。
僕も当然のように親に対して援助するつもりがありません。
今後も一生懸命に働いて、精一杯生きて欲しいと思います。
働いていた方がボケなくていいでしょう。
兄弟たちには親のようになって欲しくない
一方で、僕と同様に、またはそれ以上に過酷な超貧乏環境で育った兄弟たちには、決して親のようにはなって欲しくないと考えています。
それぞれが社会人となり真面目に働いているようですが、それだけでは物足りません。
ただただ働いているだけでは親と変わらないので、それに加えて
・毎月の収支をプラスに保つこと
・いざという時に備え、急に金が必要になっても何とか対処出来るように十分な貯蓄、いわゆる生活防衛資金を確保すること
・無駄な保険や、売れ筋、オススメとうたわれている金融商品に引っかからないこと
・余剰金を投資に向けること
といった、学校では何故か教えてくれないお金に関する感覚、損得勘定の指標というかセンスというか直感というか、いわゆるマネーリテラシーを高めて欲しいと思っています。
その助けになるのなら、どんどん協力したいと思います。
兄弟思いの素敵なお兄ちゃんでしょうか?
いいえ、ほうっておくと、いつか僕が損をするという恐怖に駆られているからです。
この気持ちを紛らわせるには、絶え間ない節約、家計改善、情報収集と共に、兄弟たちに対しても継続的なマネーリテラシー向上を目指すしかないと思っています。
いっそのこと絶縁すればいいじゃないかって?
そんなことできません。
彼らは、あのどうしようもない環境で生き残った戦友でもあるのですから。
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夫婦で家計簿をつけています。
資産形成もしています。
保険は必要なものだけに加入しています。
作者プロフィールもご覧いただくと、どんな奴が書いているか分かりますよ。
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