取りたいけどなかなか取りにくい有給休暇、皆さんは自分の計画通りに取得できていますか?
毎月、その年の残りの有給休暇日数を確認したり、仕事全体の忙しさから自分に振り分けられそうな業務量を想定し、仕事を進めるスピードを調整してそれ以上仕事が増えないようにしつつ、有給休暇取得計画を立てたりと、仕事以外の事が忙しいシデです。
そんな大好きな有給休暇ですが、一体どれくらいの価値があるのか、ふと考えてみました。
有給休暇の取得条件と実情
有給休暇は、有給と言うくらいなので休んでも給料がもらえる制度です。
有給休暇がある場合、有給休暇を取得してもしなくても給料は変わらないことから、積極的に有給休暇を取るのが有利と考えられます。
でもでも、周りの人がなかなか有給休暇を取らない環境では遠慮してしまって、なかなか有給休暇を取得出来ない人もいるようです。
有給休暇は取っても取らなくても給料は変わらない、これはすなわち有給休暇に相当する給料は前払いされていることになります。
有給休暇を取るか取らないかは自由であり、取得条件には「業務に支障が出ない範囲で取得可能」とかあるようですが、結局は有給休暇を取りたいという自分の強い意思を貫けるかどうかが重要と考えます。
もし、自分の時給を把握できたとすると、有給休暇の価値も大体わかってしまいます。
有給休暇を取らないとどれだけ損するかわかってしまうと、有給休暇を取らない訳にはいかない、絶対取る、全部取り尽くす!仕事なんかしてる場合じゃねえ!と感じるかもしれません。
自分の場合はどうなのか、有給休暇の価値を計算してみました。
有給休暇の価値の計算
僕の場合、1日あたりの休憩時間を除く定められた労働時間は8時間です。
以下の記事では自分の時給の計算をしております。
2019年の時給2779円をベースに計算すると、有給休暇の価値は以下のとおりとなります。
2779円/時間 x 8時間 = 22232円
年間20日間の有給休暇が与えられている場合、その価値は
22232円/日 × 20日 = 444640円
ちょっと遠慮して見過ごすには惜しいくらいの結構な金額になります。
有給休暇は絶対全部取得します
働き方改革で、年間5日以上の有給休暇取得を奨励とか言ってますが、何の根拠があって5日と言っているのか意味不明です。
会社は5日と言わずに、社員に与えた分の有給休暇を全部使ってくれと堂々と言ってほしいものです。
何のための有給休暇なのかを社畜代表の気持ちになって考えると、以下が挙げられます。
・厳しい労働による肉体的、精神的疲労を少しでも緩和し、より効率的に労働に励むため
・自分が有給休暇を取っている間に働いている他の社畜を思い、優越感に浸るため
・すかいらーく系レストランで平日のハッピーアワー(14~18時)にてビールクズを満喫するため
・いいかい、有給休暇をな、有給休暇をいつでも取れるくらいになりなよ。それが、人間えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ
改めて考えると、有給休暇を取らない理由は全く見当たりません。
自分の有給休暇もコントロール出来ないようなダメ社員に、仕事を任せられるでしょうか。
そんなのあり得ません!
仕事もするし、バッチリ休む、これぞ理想!
え?
それじゃあ仕事が進まない?
なるほど、それは一人あたりの仕事が多すぎるのでしょう。
業務配分を見直し、 今すぐ必要なところに人員を配置してください。
マネジメントの偉い方は、仕事を割り振るだけじゃなくて、社員のロード(負荷)もマネジメントしてください。
もちろんマネジメント自身も有給休暇を全て消化していただかないと、他の部下に示しがつきませんよね。
もうあんな思いは二度としたくないので・・・(以下、記事参照)
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