シデです。
相互リンクしていただいているちゅり男先生の以下の記事を拝見し、筋トレしたい気持ちがムクムクと湧き上がってきました。
『筋トレが最強のソリューションである』のレビューです。人生の大半の悩みは筋トレで解決します!
Testosterone(テストステロン)氏に学べ!
紹介されていたのはTestosterone(テストステロン)氏による以下の本です。
記事を読むまでは、twitterでたまにTestosterone氏の名言が目に入ることもあり、その洗練された内容、オチをしっかりと盛り込むセンスから単純にとても面白い人がいるなあという程度の印象でした。
テストステロンと言えば、保健体育の授業で出てきたホルモンの名前であり、テストを捨てろとかなかなか面白い名前だと同級生と騒めき立ち、例によって保健体育だけはテストを捨てる者はなく正解率が異様に高くなったという思い出があります。
そんな中、あの ちゅり男先生 がわざわざ紹介するということは何かとても大事なことが隠されているに違いないと、僕の乞食精神という名の第六感がピーンと働き、本の購入を即決したのです。
本はどうだったの?
結論として、筋トレをやらない理由を見つけるのは困難であり、すぐにでも筋トレせざるを得ない気持ちになりました。
僕は中坊のころから断続的に筋トレをしており、社会人となってからは忙しいからとサボったり再開したりを繰り返していました。
この本の内容は、筋トレするきっかけとなったとてもピュアで強い感情に匹敵するくらいの感度で僕の心に染みわたり、筋トレに対するやる気を再び奮い立たせてくれました。
ちなみにそのきっかけとは、中学の運動会で実施されていた組体操です。
人間ピラミッドとかいう一番下の人間にめちゃくちゃ負荷のかかるわけの分からない非人道的な組体操で、身長、体重的に一番下の土台を担う経験をした際のことです。
僕を含むその他大勢が歯を食いしばって痛みと重さを我慢しているところ、クラスごとに色分けされた各組の団長(その年の3年生)たちと生徒会長は、それに参加せず、代わりに場を盛り上げる演出として太鼓を叩いていたのです。
なぜか上半身裸で。
極めつけは、生徒会長だけは太鼓すらも叩くことなく、何ステップにも及ぶ組体操の進行に合わせ、校長先生があいさつするときに登るようなちょっと小高い台の上で「よし!」と叫ぶことで全校生徒の組体操の進行を支配し、組みあがった際に決めポーズを取るタイミング、そしてそれを維持する間隔までをも司る、言わば全体の指揮官の役目をしていたことです。
組体操の目玉となる人間ピラミッドでは、組み上がって決めポーズを取った後に、力尽きたようにグラグラと一気に崩れ落ちるのが定番でしたが、その崩れ落ちるタイミング、すなわち全校生徒に対して、もう大変なピラミッドはやめてよろしい、痛みから解放してやる、という権利を握っていたのが生徒会長だったのです。
1年生、2年生と地獄の人間ピラミッドを経験しながら、僕は誓いました。
「もうピラミッドの土台になんかならない!僕が生徒会長になって、ピラミッドを崩してやる!」と。
結果的に生徒会長に就任することができて、3年生時は何の痛みもなく「よし!よし!」叫ぶだけの簡単なお仕事を全うすることができました。
さて何の話だったか忘れそうになりますが、筋トレの話でしたね。
太鼓を叩く役目を担う各組から選抜される団長は、運動部の部長クラスが多く、その運動能力の高さからそこそこいい体をしていました。
そこに太鼓すらも叩かずに何故か団長同様に上半身は裸にさせられて、ただただ「よし!」と叫ぶだけの時を夢見ると、貧相な体だと格好悪いとガキンチョながらに思ったのです。
そこで以下の勝利の方程式
筋トレ
→いい体
→生徒会長になる
→運動会で「会長カッコイイ!」と女子の黄色い声を聞く
→彼女が出来て大勝利!
を容易に導き出し、筋トレに邁進したのです。
テレビ番組全盛で「筋肉番付」も好きな番組だった僕は、その中でも「三色筋肉」や「クイックマッスル」に出演する人たちに憧れを抱いていました。
驚異的な速度で腹筋、背筋、腕立てをこなす様子に驚かされたものです。
家にはダンベルなどありませんでしたので、腕立て、腹筋、背筋といった自重トレーニングに励み、腕立ては連続100回は出来るようになっていました。
肝心の勝利の方程式は、途中で解法を誤ったのか、解が複数あったせいなのか最後まで解く事は出来ず、僕のライフワークとして今日も答えを求めて彷徨っていますが、あの当時、僕の耳には
「ざわ、、、ざわ、、、シデ、なんでちょっといい体なの、、、ざわ、、、ざわ、、、」
という男子の黄色くない声が聞こえたような気がしないでもありません。
本の中で特に良かったこと
本の中で特に気に入ったのは以下の内容です。
筋トレ自体の達成感やその効果などを中坊のころから経験できていた僕は、筋トレの素晴らしさに異論を唱えることは決してありません。
唯一嫌なことは、筋トレ初期の筋肉痛です。
久しぶりに筋トレすると決まって筋肉痛がやって来ると思うと、嫌で嫌でたまらなくて、筋トレ再開に躊躇することが多かったのですが、上記Testosterone氏の言葉には「筋肉痛すら心地良い」とあり、そういう感覚もあるんだと頭を殴られたような衝撃と共に、己の考え方を改める好機となりました。
居ても立ってもいられずに筋トレ熱再来の勢いに任せてダンベル、およびTestosterone氏のその他の書籍を購入しようとネットで最安値のものを検索し、もうあとワンクリックで購入するという段階で、嫁さんから
「楽天お買い物マラソンまで待ちなさい」
と諭されると、マラソンまでの数日間の苦渋の思いを腕立て伏せなどの自重トレーニングで何とか紛らわし、無事にポイントと共にお目当てのお宝をゲットしたのです。
筋トレするぞ!
具体的なトレーニングは、これまで自重トレーニングばかりやってきて、ダンベルを買ってまで筋トレするという感覚はありませんでしたので、本でも紹介されていたTestosterone氏の運営するサイト「DIET GENIUS」より、ダンベルががあれば実行可能なサーキット・トレーニングを採用しております。
ちょっとこれを続けてみます。この情報が無料ということに驚きます。
Testosterone氏の筋トレ愛があふれています。
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