逃げちゃだめだ!ゲームのボス戦に学ぶ投資の許容リスクの考え方

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投資の考え方
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ゲーム大好き、お金も大好き、シデです。

資産形成のために投資をしています。

投資の許容リスク

投資でよく先人の知恵として語られるのは、自分の許容リスク(マイナス側)を把握して投資に回す金額を決めなさい、というものです。

僕なりの理解をまとめると以下のようになります。

・必ず暴落は訪れる。その時に資産がガクンと目減りしたとしても、ビビッて市場から退場しない(損切りしない)ことが重要。どんな時も投資を継続すること。

・過去の市場は、暴落してもいつか暴落前の状態に戻り、そしていつの間に暴落前の状態を超えて成長し続けてきた。

・将来の市場の成長を信じるなら、市場に居続けよう。退場しないために、どこまで損しても平気か許容リスクを把握しておこう。

ゲーム内の許容リスク

ある美人新妻ブロガーとの真剣な議論中に、偶然にも投資の許容リスクの考え方に酷似する事象に気付きました。

以下のような内容です。

ittin氏の書籍はもちろん購入、読破済みです!

超絶良書。

RPGの戦闘に例えて考える

よく練られたRPG(ロールプレイングゲーム)では、冒険中に登場する敵の強さがその進行度における主人公パーティの強さにマッチするようになっています。

これにより、いちいちエンカウントする雑魚敵とのひとつひとつの戦闘でも適度な難易度を味わえます。

雑魚敵の戦闘の例

全力で戦うまでもないが、ちょっと工夫しないと手痛いダメージを負う。

全滅することはない。

具体的には全員の総攻撃(最強魔法や特技使用によるフルバースト)は不要だが、戦闘初期に少し手当てが必要

・守備力強化魔法の詠唱

・敵の行動を制限する特技使用、敵を弱体化する道具を使用

・場合によっては適度に体力回復など

冒険には困難が付き物であり、そういった戦闘を積み重ねて徐々にレベルアップしていく主人公パーティに自分を重ね合わせることで、プレイヤーはゲームへの没入感を得る(ハマル)ものです。

ゲームって楽しい!

その中でも僕が注目したのは、ゲームにおけるボス戦です。

ボス戦に至るまでには、多くの雑魚敵を倒しながら洞窟なり魔王の城なりを突き進んでいきます。

ボスに出くわすまでには適度にレベルが上がり、かつて一苦労した雑魚敵は数ターンで倒せるようになり、「僕は強くなったぞ!」という感覚に陥るかもしれません。

良く調整されたゲームでは、ボス戦到達時に、プレイヤーがこのような適度な快感を得られる強さに成長している前提でボスの強さを調整しています。

ボス戦の例

・全力で戦っても勝てない。

(単純に総攻撃してもボスの体力が多いため、数ターンでは撃破できない。またはボスの攻撃力が非常に高く、数ターンで全滅させられる)

・手順、準備を誤ると即死する。

(戦闘開幕で全員即死攻撃発動。対策として特殊装備、無効化アイテム準備などが必要)

やはりボス戦は別格の難易度でなければゲームは面白くありません。

いかにボスを討伐するかに思考を巡らすと、そこにはあるリスクを受け入れる覚悟が必要になります。

ボス戦におけるボス討伐成功の秘訣

最終的に生き残ってボスの体力をゼロにすれば勝ちとなりますので、考えるべきはいかに自分の体力をゼロにしないかです。

ゲームでは体力がゼロにならなければどんなに大ダメージを受けても死ぬことはないし、本当の人間のように弱って動けないということもなく、体力満タンの時と同様に行動することが出来ます。

ボス戦では自分の体力がギリギリゼロにならないところを見極めて、なるべくボスの体力を減らすことが重要です。

例えば、

・ボスの攻撃に体力回復なしで何ターン耐えられるか見極める。

(ボスの攻撃によるダメージにはブレ幅があり、それも加味して最大ダメージが2連続で発生することはないとする、などの割り切りも必要)

・体力回復役キャラの行動順位の見極め、およびそのキャラの体力維持

(素早さなどのパラメータから、そのターンのどのタイミングで回復能力を発揮できるか。回復役キャラは守備力強化、魔法無法化などでダメージを減らし倒れにくくしておく)

・体力回復、蘇生魔法使用可能なキャラの分散

(1人が不幸にも痛恨の一撃などで倒れても、他のキャラによる魔法、道具使用などで回復、蘇生できるようにしておく)

などなど

ボスを倒すためには周到な準備と、体力がゼロに近づいてももう1歩踏み込む勇気が必要になります。

これは投資における許容リスクの考え方に似ているのではないでしょうか。

資産が一時的に目減りした時に、それ以上の損失をビビッて損切りして売ってしまっては、その後の成長の恩恵を得られないように、死にはしないものの体力が減ったからといってすぐ回復魔法を唱え、体力満タンにすることばかりにターンを消費していては、ボスを倒すことは出来ません。

投資における具体的な許容リスクの考え方

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投資における許容リスクの考え方は色々あるようですが、僕の場合は以下のように考えています。

①無リスク資産を十分に確保する(生活費2年分、または資産が増えてきたら総資産に対する指定割合以上)。

これ以上の目減りはないと考え何にも気にしない。

生活費2年分あれば何とかなる。

以前、効率的フロンティアからリスクを眺めて見たが、ただの参考程度に過ぎないと思っておく。

②リスク資産の高騰、暴落を気にしない。

③暴落時の気持ちを想像する。

④暴落していても、目を細めて期間を長くしてチャートを眺めると右上がりの線が見えるかもしれない。

見えない時は気絶しておいて、また日を改めて目を細めて見る。

特に③は、ボス戦における痛恨の一撃を受けたときの対応に相当します。

具体的には、

「ヒャッハー!!安売りじゃー!バーゲンじゃー!叩き売りじゃー!!」

と狂喜乱舞し、相対的に割合が上がるであろう無リスク資産のうち、生活費2年分を十分に超過していた資金があった場合には、全力で暴落したリスク資産を買うことを考えています。

おっと、住宅ローンの一括返済も視野に入れて無リスク資産を増やすのも忘れません。

さて、ゲームと投資を並べて語ってみましたが、皆さんの好きな絶妙なバランスのゲームってありますか?

僕の中で印象深いのは、FF4や5、ドラクエ6、マザー2などです。

マザー2はドラムロールHPシステムが活気的でした。

ダメージを受けると徐々に体力が減っていくため、致死ダメージを受けても即死とならず、超速で回復手段を取ればなんとかなるという、さながらアクションゲームの要素があります。

最も印象深いのは、僕の兄弟がFF5のオメガや神龍を頑張って試行錯誤して倒したのを見たときです。

あれには感動しました。

魔法剣、サンダガ!!

オメガの勲章ってか。

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ゲームじゃなくて投資も攻略本があるようです。

新興国株に期待しています。

億万長者を目指しましょう。

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コメント

  1. きびなご より:

    シデさま

    はじめまして!きびなごと申します。
    株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログを運営しています。

    遅くなりましたら、当ブログからリンクさせていただきました。
    こちらこそ以前から、ちょこちょこ拝見させていただいています。
    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

    • shide-ceru より:

      きびなご様

      シデでございます。
      わざわざ私のブログまでご報告いただき、ありがとうございました。
      相互リンクの件、快諾いただき大変嬉しいです。
      こちらも相互リンク設定させていただきました。

      あまり多額は買えませんが、個別株購入時はよく貴ブログを参考にさせていただいております。
      優待、配当情報がよくまとまってとても助かっています。

      今後ともよろしくお願い致します。

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