退職金は企業型確定拠出年金のみのシデです。
確定拠出年金は売買手数料が無料であり、頻繁な売買を繰り返してもその分の取引手数料がかからないため、上手にやればドルコスト平均法よりもいい成績を上げられるかもしれません。
それを実現するためにバリュー平均法を試す活動をしています。
バリュー平均法の考え方で参考にしたのは以下の本です。
2020年4月バリュー経路の確認
ほったらかし投資に飽きたのでバリュー平均法をやってみます!売買手数料が無料で利益確定しても税金がかからない企業型確定拠出年金の枠でお試しプレイです バリュー平均法2018年5月の記事でも述べたように、以下の条件でバリュー平均法に取り組んでいます。
[wp-svg-icons icon=”checkmark-circle” wrap=”i”] 企業型確定拠出年金の枠で実施する。売買手数料はかからないので気にしなくてよい
[wp-svg-icons icon=”checkmark-circle” wrap=”i”] 毎月の拠出額は、マッチング拠出額を合わせて40000円
40000円って多いの?少ないの?と思った方は、 企業型確定拠出年金(企業型DC)でマッチング拠出フル活用の55000円掛けるってしばらく無理な件 の記事をご覧ください。
[wp-svg-icons icon=”checkmark-circle” wrap=”i”] リスク資産は全額「先進国株式のインデックスファンド」
[wp-svg-icons icon=”checkmark-circle” wrap=”i”] リスク資産の成長率は5 %/年と仮定
前回の2020年3月の記事の時点から順に計算してみます。
5%の成長率を月割し、かけ算したものに毎月の拠出額40000円を加算してバリュー経路を辿っていくと
2020年4月
2475415円 x (1 + 5 / 12 / 100) + 40000円 = 2525729円
バリュー経路と資産評価額との比較による買い付け金額の確認
2020年4月時点の資産評価額は2805046円でした。
バリュー経路との差分は
2525729 - 2805046 = - 279327円
バリュー経路に対してかなり上振れました。
バリュー経路に合致するように売却する必要があります。
つまり儲けを利益確定するのです。
拠出額が月4万円のところ、約28万円の儲けです。
うひょー、うめぇー
売買の対象はいつもどおり、企業型確定拠出年金のラインアップの中で唯一の先進国株式インデックスファンドである東京海上セレクション・外国株式インデックスです。
企業型確定拠出年金(企業型DC)の商品ラインアップに文句を言い続けたらちょっとはマシになった件の記事でも述べたように、このインデックスファンドをラインアップから選択するために、心が張り裂けるような辛く苦しい戦いがありました。
2020年4月バリュー平均法の感想
投資している東京海上セレクション・外国株式インデックスのここ最近の基準価額は、
2月: 29072円
3月: 19581円
4月: 22746円
というように、めちゃくちゃに乱高下しているように見えます。
3月の安値の時に結構な金額を突っ込んだおかげか、基準価額が10%復活した位でも結構儲けが出ました。
バリュー平均法は基準価額の激しい上げ下げがないと旨味が出ないと頭では分かっていましたが、実際にその効果を実感することができました。
嬉しいのぅ!
これもひたすらバリュー経路を信じて、それに追随するように売買したおかげです。
もし3月の爆下げの時に日和って80万円を突っ込めなければ、この恩恵を受けることは叶いませんでした。
いやー、信じてやって良かった!
バリュー平均法ありがとう!
手に入れた儲けはパーッと使う・・・・・ことは叶いません。
なぜならこれは企業型確定拠出年金の枠でやっていることだから。
退職するまでお預けのまま、退職後にしか使うことは出来ないのです。
そんなの意味ないじゃん!という声が聞こえる気がしますが、いいえ、そんな事はありません。
儲けはまた、リザーブ資金の一部として補充され、次回の暴落時に活用されることでしょう。
ということで、二番底早く щ(゚Д゚щ)カモーン!
全ては、20~30年後にニヤニヤするために・・・。
企業型確定拠出年金以外の資産状況については、以下の記事で紹介しています。
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