退職金は企業型確定拠出年金のみのシデです。
確定拠出年金は売買手数料が無料であり、頻繁な売買を繰り返してもその分の取引手数料がかからないため、上手にやればドルコスト平均法よりもいい成績を上げられるかもしれません。
それを実現するためにバリュー平均法を試す活動をしています。
バリュー平均法の考え方で参考にしたのは以下の本です。
2020年3月バリュー経路の確認
ほったらかし投資に飽きたのでバリュー平均法をやってみます!売買手数料が無料で利益確定しても税金がかからない企業型確定拠出年金の枠でお試しプレイです バリュー平均法2018年5月の記事でも述べたように、以下の条件でバリュー平均法に取り組んでいます。
[wp-svg-icons icon=”checkmark-circle” wrap=”i”] 企業型確定拠出年金の枠で実施する。売買手数料はかからないので気にしなくてよい
[wp-svg-icons icon=”checkmark-circle” wrap=”i”] 毎月の拠出額は、マッチング拠出額を合わせて40000円
40000円って多いの?少ないの?と思った方は、 企業型確定拠出年金(企業型DC)でマッチング拠出フル活用の55000円掛けるってしばらく無理な件 の記事をご覧ください。
[wp-svg-icons icon=”checkmark-circle” wrap=”i”] リスク資産は全額「先進国株式のインデックスファンド」
[wp-svg-icons icon=”checkmark-circle” wrap=”i”] リスク資産の成長率は5 %/年と仮定
前回の2020年2月の記事の時点から順に計算してみます。
5%の成長率を月割し、かけ算したものに毎月の拠出額40000円を加算してバリュー経路を辿っていくと
2020年3月
2425309円 x (1 + 5 / 12 / 100) + 40000円 = 2475415円
バリュー経路と資産評価額との比較による買い付け金額の確認
2020年3月時点の資産評価額は1633529円でした。
バリュー経路との差分は
2475415 - 1633529 = 841885円
バリュー経路に対して大幅に不足しているため、ものすごい額を買い足す必要があります。
拠出額が月4万円なのに、84万円をいっぺんに突っ込むとかw
完全に異常事態です!
売買の対象はいつもどおり、企業型確定拠出年金のラインアップの中で唯一の先進国株式インデックスファンドである東京海上セレクション・外国株式インデックスです。
企業型確定拠出年金(企業型DC)の商品ラインアップに文句を言い続けたらちょっとはマシになった件の記事でも述べたように、このインデックスファンドをラインアップから選択するために、心が張り裂けるような辛く苦しい戦いがありました。


2020年3月バリュー平均法の感想
投資している東京海上セレクション・外国株式インデックスの基準価額は、2月時点ではものすごい勢いを維持するように29072円と高値を付けていましたが、今や19581円へと大幅下落しました。
30%くらい一気に下がっており、コロナウィルスの影響をもろに受けています。
このインデックスファンドは先進国株式のインデックスに連同するものなので、その他の類似ファンドも同様でしょう。
バリュー平均法は基準価額の激しい上げ下げがないと旨味が出ないので、下げに遭遇するチャンスが来たと考えることが出来ます。
ここで「今は時期が悪い・・・・。もう少し様子見しよう・・・」などと言ってはいられません!
バリュー経路を信じて、それに追随するようにブッコむだけです。
リザーブ資金が140万円くらいあったおかげで、84万円を一気に買うことが出来ました。
前回、結構突っ込んだのは2018年12月で、あの時は38万円でした。
あれがゴミ見たい・・・
今のようなチャンスはもう来ないかもしれないし、来月もまた爆下げして80万円突っ込むことにもなるかもしれません。
あれ?
そうなったらいよいよリザーブ資金が足りなくなって、ドルコスト平均法と同じになっちゃうかも・・・・
ま、いいや。
あと10年か20年か30年後には基準価額29000円なんて軽く突破してるでしょう。
全ては、20~30年後にニヤニヤするために・・・。
企業型確定拠出年金以外の資産状況については、以下の記事で紹介しています。
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