企業型確定拠出年金で退職金運用をしている全国の社畜の皆さん、おはこんばんちは。
企業型確定拠出年金は、毎月定額の拠出金が会社から拠出され、あらかじめ設定した投資信託等を買い続けるドルコスト平均法による運用となるのが通常です。
一方で確定拠出年金の枠では、投資信託のスイッチングによる売買手数料は無料であり、頻繁な売買を繰り返してもその分の取引手数料がかかりません。
ドルコスト平均法のようなbuy & holdではなく、安い時にたくさん買って、高くなったら売るという売買を何回しても、手数料を気にする必要がないことになります。
ただし、この理想的な売買をするためには、いつが買い時、売り時かを予想する必要があり、凡人の僕には全く分かりません。
そんな凡人の僕でも理想的な売買が出来るかもしれない手法がバリュー平均法です。
上手にやればドルコスト平均法よりもいい成績を上げられるかもしれません。
この記事はその実践記録となります。
バリュー平均法の考え方で参考にしたのは以下の本です。
2021年5月バリュー経路の確認
ほったらかし投資に飽きたのでバリュー平均法をやってみます!売買手数料が無料で利益確定しても税金がかからない企業型確定拠出年金の枠でお試しプレイです バリュー平均法2018年5月の記事でも述べたように、以下の条件でバリュー平均法に取り組んでいます。
[wp-svg-icons icon=”checkmark-circle” wrap=”i”] 企業型確定拠出年金の枠で実施する。売買手数料はかからないので気にしなくてよい
[wp-svg-icons icon=”checkmark-circle” wrap=”i”] 毎月の拠出額は、マッチング拠出額を合わせて40000円
40000円って多いの?少ないの?と思った方は、 企業型確定拠出年金(企業型DC)でマッチング拠出フル活用の55000円掛けるってしばらく無理な件 の記事をご覧ください。
[wp-svg-icons icon=”checkmark-circle” wrap=”i”] リスク資産は全額「先進国株式のインデックスファンド」
[wp-svg-icons icon=”checkmark-circle” wrap=”i”] リスク資産の成長率は5 %/年と仮定
前回の記事はバリュー平均法で退職金運用2020年10月 先進国株の暴騰待ってます!リザーブ資金が眠ったままですをご覧ください。
前回は2020年10月でしたので、久しぶりの状況報告です。
月に一回くらいはバリュー経路を確認する予定でしたが、ゲームしたり、マンガ読んだり、いちごの世話をしたりで大変忙しく、3ヶ月に一回くらいになってしまいました。
ま、いいけど。
では2020年11月からこれまでのバリュー経路を確認します。
5%の成長率を月割し、かけ算したものに毎月の拠出額40000円を加算してバリュー経路を辿っていきます。
2020年11月
2,832,048円 x (1 + 5 / 12 / 100) + 40000円 = 2,883,848円
2020年12月
2,883,848円 x (1 + 5 / 12 / 100) + 40000円 =2,935,864円
2021年1月
2,935,864円 x (1 + 5 / 12 / 100) + 40000円 = 2,988,048円
2021年2月
2,988,048円 x (1 + 5 / 12 / 100) + 40000円 = 3,040,547円
2021年3月
3,040,547円 x (1 + 5 / 12 / 100) + 40000円 = 3,093,216円
2021年4月
3,093,216円 x (1 + 5 / 12 / 100) + 40000円 = 3,146,104円
2021年5月
3,146,104円 x (1 + 5 / 12 / 100) + 40000円 = 3,199,213円
バリュー経路と資産評価額との比較による買い付け金額の確認
2021年5月時点の資産評価額は3,273,541円でした。
バリュー経路との差分は
3,199,213 - 3,273,541 = - 74,328円
バリュー経路を上回る分は売却します。
売却した分はリザーブ資金に加算して、来るべき暴落時の爆買い用となる予定です。
売買の対象はいつもどおり、企業型確定拠出年金のラインアップの中で唯一の先進国株式インデックスファンドである東京海上セレクション・外国株式インデックスです。
企業型確定拠出年金(企業型DC)の商品ラインアップに文句を言い続けたらちょっとはマシになった件の記事でも述べたように、このインデックスファンドをラインアップから選択するために、心が張り裂けるような辛く苦しい戦いがありました。


2021年5月バリュー平均法の感想
投資している東京海上セレクション・外国株式インデックスの基準価額は、
2020年10月: 27595円
2021年5月: 35236円
でした。
だいたい1.27倍!
うちのイチゴもびっくりの成長具合です。
イチゴがこんなに一気に伸びたら、全体の重さを支えきれずに根本から勝手に折れるレベルです。
すぐに支柱を追加する必要があるでしょう。
また日経平均株価にたまたま使い数字であり、日経平均との比較をすると、如何に先進国株が好調なのかがばれてしまいます。
いやー、先進国株に投資しててよかったー。
そんなことより、株価は長い目で見ると右肩上がりで成長することを信じる身としては、3万円と言わずに早めに30万円になってほしいものです。
リザーブ資金は200万円も貯まってしまいました。
ここらで一発半額暴落セールを期待したいです。
200万円でガッツリ買い囲って、それが10倍になったら0が増えて2000万円です。
大変簡単な計算ですね。
バリュー平均法は基準価額の激しい上げ下げに応じて、売買を繰り返すことで儲けを蓄積する方法ですので、単純に増え続けるだけでは困ります。
たまに小暴落、中暴落、大暴落を挟んで、良い感じに売買を繰り返したいものです。
ということで、次の暴騰、暴落早く щ(゚Д゚щ)カモーン!
全ては、20~30年後にニヤニヤするために・・・。
企業型確定拠出年金以外の資産状況については、投資カテゴリーの記事で紹介しています。
最近の状況は積立投資で資産運用2021年4月 前月比+102万円!3ヶ月間、特に何もしてませんでご覧いただけます。
これ以外にも家計管理、節約、投資、保険についても記事を書いております。
是非そちらもご覧ください。
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